日本酒にあう島根の幸を教えて?

日本酒には吟醸酒・純米酒・本醸造酒・普通酒などがありますが、
これらすべてにピッタリ合う料理といえばなんと言っても日本料理。
吟醸酒の中にはフランス料理にもよく合うものがありますが、
油を多用しない淡泊な昧わいの日本料理は、日本酒本来の旨さをグッと引き立てます。
しまねは新鮮な海の幸・山の幸に大変恵まれています。
淡泊なものから濃醇なものまで
バラエティーに冨んだ日本酒それぞれに合う肴を訪ねてみるのも楽しみのひとつでしょう。

●出雲

豊かな自然風土に育まれて、最高の食文化が生まれました。
茶道・和菓子・懐石料理など「不昧公好み」と呼ばれ、
今にその伝統を受け継いでいるもののほか、
しじみ・スズキ・鯉・白魚・甘さぎ・エビ・うなぎなどの宍道湖七珍などが有名です。
とりわけ、冬場に脂がのって美味しくなるスズキの奉書焼きや鴨の貝焼きは特筆すべきものがあります。
また、日本海の幸としては、飛び魚・鯛・いか・松葉がになどが最高。
また、割子そばも不思議と酒によく合いますし、
奥出雲の島根和牛も全国的に知られる品質を誇っています。

●石見

長い海岸と深い山々に富んだ石見では、
あわび・さざえ・岩海苔・わかめ・もずく・鯛・ひらめ・かれい・いかなど新鮮な海産物と、
これらを加工したスルメ・めざし・みりん干しなどが酒肴として喜ばれます。
また、江川・三隅川・高津川でとれる天然鮎も見逃せません。
山の幸では、山菜料理・三瓶そば・匹見や日原のわさびが好適でしょう。

●隠岐

春はわかめ・鍋・岩海苔・活け魚料理(珍しいところでは飛び魚の刺身など)、
夏は小鍋・白いかの刺身・さざえのつぼ焼き、秋はさざえ・あわびなどの貝料理、
冬は鯛ちり・かに料理・いかのうにあえ・隠岐牛のすき焼……。
四季を通して、隠岐の味覚は訪れる人を充分に堪能させてくれます。