「どじょうのひげ酒」発売~安来の2企業、共同開発~薫製とセットうま味自慢

2005年12月12日(月)
「どじょうのひげ酒」発売~安来の2企業、共同開発~薫製とセットうま味自慢

 安来市の「手作りラーメンつりきち」(福頼貴司代表)と金鳳酒造(山本剛士社長)は、安来産養殖ドジョウの薫製と、うま味を引き出す専用の日本酒を開発。セットにした「どじょうのひげ酒」を9日から発売している。ドジョウの臭みがなく飲みやすい味で「安来のPRと日本酒の消費回復につなげたい」という。

 ドジョウは、ウナギに比べ低カロリーながらカルシウムは九倍。ビタミンB2、Dや鉄分も豊富で、疲労回復などの効果がある、とされる。

 ひげ酒には、無菌状態で密封した体長七、八センチのドジョウの薫製三匹と本醸造酒(アルコール分一五.五度、五百ミリリットル)が入っている。

 薫製に酒を注ぐと、ドジョウからうま味がにじみ出す趣向。冷やより、燗(かん)酒がうま味もよく出るという。

 フグのひれ酒やイワナの骨酒をヒントに、今年5月から開発を進めた。

 ドジョウの生臭さは、福頼代表が商品化した冷凍のどじょうチャーハンに用いた独自技術を応用して除去。酒は「フルーティーな吟醸酒は合わない。ドジョウのうま味を邪魔せず引き出す酒」(山本社長)と、コクを増した本醸造に仕上げた。

 価格は千五十円。当面、安来市内の酒店や土産品店で販売。松江、米子市の百貨店にも売り込む。カップ酒タイプも製造し、カップ酒がブームの東京都内に販路を広げる。福頼代表と山本社長は「野趣あふれる酒。話の種に楽しく味わってもらえれば」と話した。

 -平成17年12月9日(金)山陰中央新報転載記事・写真-



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