しまね酒肴散歩2 「豊の秋」純米吟醸生
-平成20年6月10日(火)山陰中央新報転載記事-
米田酒造株式会社
米田酒造株式会社
松江・京橋川のほとり、落ち着いたたたずまいの酒蔵を訪ねると、人なつっこい笑顔が駆け寄ってきた。
昨年から杜氏を務める上浜智信さん(39)だ。
杜氏は蔵人を総括し、酒蔵の管理にも責任を持つ。
酒造の達人というだけでなく、統率力や判断力、管理能力にも秀でたゼネラリストであることが要求される。
若くして重責を担う上浜さんは「1年目は事故なく過ごせ、前年同様の酒質の酒を造れてよかった」という。
笑顔の奥に強い情熱を感じる。
濃醇(のうじゅん)な豊の秋らしさを大切にしながらも、貪欲(どんよく)にいろいろ挑戦していきたいと話す。
この時季のお薦めは「純米吟醸生」。
山田錦55%で、きれいな吟醸香と生酒のフレッシュさを併せ持ち、濃醇でしっかりとした味わいがあるのが特徴だ。
清涼感が高まる7―10度くらいに冷やし、飲みきりサイズの切り子グラスなどで楽しんでほしい。
酒匠・日本酒学講師、三谷尊文=松江市東本町
-平成20年6月10日(火)山陰中央新報転載記事-
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