しまね酒肴散歩21 宗味特別純米酒「佐香錦 」
-山陰中央新報転載記事-株式会社右田本店
創業1602年。
銘酒「宗味」の名は始祖右田右京亮隆正の法号からとったもので、400年の歴史を誇る。
蔵から出す酒はほぼ100%が地元で消費され、県外出荷はほとんどない。
酒米も地元で契約栽培したものを中心に使う。
それだけに、常務で蔵人でもある右田隆さん(31)は「今後も地元に密着した酒造りを進め、米は全量を益田産、しかもアイガモ農法にしていきたい」と語る。
酒造りは一夏越えた秋に一番良い状況で出せる、いわゆる「ひやおろし」を基本にしており、次第に味が乗っていくタイプ。
個性ある味わいと、開封後の変化も楽しんでみてほしい。
今回紹介するのは、県内共通ラベルの特別純米酒「佐香酒」。
穏やかな米の香りが心地いい。
まろやかで滑りがよく、旨(うま)みのある酒だ。
これも味がどんどん乗ってくるに違いない。
酒匠・日本酒学講師、三谷尊文=松江市東本町
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