しまね酒肴散歩30「限定環日本海 純米生酒しぼりたて」
日本海酒造株式会社
大雪の新年に訪ねた。
気温がぐっと下がる日は酒造りにもってこいで、寒い時ほど酒蔵は忙しい。
杜氏の岡田隆好さんは、聞けば勤めて50年目の超ベテランだが、「米の質も気象条件も毎年違う。毎年が一年生」と笑う。
「水澄みの里」というくらい水がきれいな三隅の伏流水は、軟水だそうだ。
蔵の地下からくみ上げる地下水も使う。
こちらは硬水。
酒によって水を使い分け、時にはブレンドして、必要な硬度に調整する。
2つの素晴らしい水を持つ酒蔵ならではの技だ。
麹を任されている5年目の池島幸太郎さんは、関西の有名大学を卒業後、蔵人に加わった。
その分、酒造りへの思いは人一倍強い。
若手に魂が継承されているのも、この蔵の魅力だろう。
今回紹介する酒は、何とまだ未発売。
23日に1・8リットル瓶800本、720ミリリットル瓶1200本が限定発売される。
利き酒させてもらうと、フレッシュさ、まろやかでフワッとした口当たりが印象的。
味がしっかりあって、後切れはすっきりしている。
酒匠・日本酒学講師、三谷尊文=松江市東本町
日本海酒造株式会社
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