しまね酒肴散歩32 純米酒「海鳴りの詩」

-山陰中央新報新聞転載記事-
隠岐酒造株式会社
しまね酒肴散歩32 純米酒「海鳴りの詩」

 隠岐酒造は菊水、初桜、高正宗、沖鶴、御所の5つの醸造元が企業合同し、1972(昭和47)年に発足した。

代表銘柄は公募で選ばれた「隠岐誉」。

環境庁・名水百選に島根で唯一入った島だけに、「日本酒は8割が水で、隠岐誉を飲むことは

隠岐の水を飲んでいるということ」。醸造部長の毛利彰さんは誇らしげだ。

 日本海の厳冬に醸す酒は、全体的にのどごしの良い辛口の男酒と言える。

杜氏の松本隆さんを中心に蔵人の仕事もエネルギッシュ。

蔵発足時は約90%、今でも70%は島内消費で、それだけ地元で愛されている。

 今回の「海鳴りの詩」は、わいらの酒を創る会・よいたんぼ会員が手掛けた。

精米歩合90%でほとんど米を磨かず、山廃仕込みで造る。

旨みと同時に、ドライシェリーのような凝縮した熟成感、それでいてスッと切れる後味。

日本酒の常識を超えた独特の酒は、飲めば飲むほど癖になる。

-平成21年2月10日(火)山陰中央新報新聞転載記事-

隠岐酒造株式会社


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