米国の日本酒輸入業者ら酒造り工程体験

2009年3月9日(月)
 日本酒への理解を深め、販売促進に生かそうと、米国の日本酒輸入、卸業者が4日、李白酒造(松江市石橋町)を訪れ、酒造りの工程を体験した。

 体験したのは、ワインと日本酒の輸入業者・ワインコネクション(米・サンフランシスコ)と、二次卸業者の関係者ら18人。日本酒を仕入れる国内12蔵元を毎年訪問しており、今年は李白酒造と諏訪酒造(鳥取県八頭町)を訪れた。

 メンバーは、蒸し上がった酒米に麹菌をまいたり、混ぜるなど、慣れない作業に苦戦しながらも、伝統的な酒造りの工程に理解を深めた。著書などで、日本酒を米国に紹介するジョン・ゴントナーさん(47)は「李白は、フルーティーな味を好む人に人気がある。麹作りにこだわりがあることが分かり、販路に生かしたい」と話した。

 李白酒造は10年ほど前から米国輸出を始めた。今年はワインコネクションへ約5万リットル(一升瓶換算・約2万8千本)の純米大吟醸や純米吟醸、特別純米を出荷し、全米49州での販売を計画。
720ミリリットル入りと300ミリリットル入りで販売し、価格は国内の1、8倍程度。

 米国では、日本酒の人気が高まっているが、昨年の金融危機以降、外食を控える傾向や円高などで、販売に陰りが出ているという。



-平成21年3月5日(木)山陰中央新報新聞転載記事-
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