山陰最長 407年 右田本店
東京商工リサーチが(TSR)中国五県における「創業100年超え企業」(宗教法人除く)
の調査結果をまとめた。
島根は199社、鳥取114社で、島根は100年越の老舗の割合が中国五県でも最も高かった。
山陰で業歴最長は、1602年創業(業歴407年)で清酒製造の(株)右田本店(益田市)だった。
< TSR調べ 中国五県 「創業100年超え企業」 >
調査はTSRが同社企業データベースを活用するなど初めて大々的に行い、
各地域単位でまとめた。
中国地方は計約12万社が対象で、島根は1万1996社、鳥取8899社から、
1908年以前に創業した企業数などを集計した。
その結果、業歴100年超の老舗は中国五県で1417社。
老舗の構成比を全体の構成比で割った100年超企業の「出現率」は、
島根が1.40で五県で最も高く、鳥取は1.08で山口(1.14)に続く3番目だった。
業種別では、卸売・小売が半数近い694社(49%)と圧倒的に多く、
2番目は製造で408社(28.8%)。
99社(8.9%)の建設、48社(3.4%)の宿泊・飲食と続いた。
個別にみると、中国地方最古は1184年創業で業歴825年の(有)藤戸饅頭本舗(岡山県倉敷市)。
甘酒を使った「藤戸饅頭」で知られるという。
2番目は銑鉄鋳物製造の(株)山本鋳造鉄工所(山口県防府市)で、業歴454年。
山陰で最も古かった右田本店は、中国地方では5番目。
「宗味」などの商品を持っており、益田の地酒として知られる。
TSR松江支社の井上拓磨支店長は、
「どの老舗も負けず劣らず歴史と伝統を守りつつ、時代の変化に柔軟に対応しながら
活躍を続けている。さらなる発展を期待したい」と話した。
-2009.10.13 山陰経済ウイークリー転載記事-



