日本酒のふるさと、しまね
2010年1月8日
しまねの地酒歳時記Ⅱ 寒い季節に造る、昔ながらの「寒おろし」
日本酒は毎年秋に収穫した新米で、
秋から翌春に掛けて造ります。
そして、出来上がったお酒はひんやりとした
酒蔵の中で一夏を過ごします。
再び秋になり、外気温が酒と同じ温度まで下がった頃
出荷されるものを「ひやおろし」といいますが、ここでもう一我慢。
さらに熟成をはかり、寒気が満ちてくる
十一月下旬から十二月まで待って
出荷されるものを「寒おろし」と呼びます。
その頃蔵では次の年へ向けた酒造りがはじまり、
蔵人達の動きもあわただしくなってきます。
飲み方いろいろ・・・
「寒おろし」は熟成が進み旨味が深まり、
まろやかなまったりとした味わいになります。
寒さの中、熱燗にしたものをすず製のチロリなどに入れて
旬のカニ鍋やおでんなどと一緒にいただくと、
体の芯から温まります。
-平成21年12月13日・26日・平成22年1月10日・24日山陰中央新報新聞転載-



