日本酒の公開セミナーと酒蔵見学会

2010年3月31日
市民ら 講演聴いて酒蔵見学
日本酒の公開セミナーと酒蔵見学会

県酒造組合(藤田教造組合長)が初めて企画した

「日本酒公開セミナーと酒蔵見学会」が27日、松江市内であった。

市民ら50人が参加し、「日本酒と健康」などをテーマにした講演やきき酒に挑戦し、

酒文化への理解を深めた。

 島根大医学部の塩飽邦憲教授が

「適量飲酒は全く飲まない人、大量に飲む人に比べて長生き」とデータに基づいて報告。

ストレスを緩和する飲酒効果やアルコールが心臓疾患を予防するHDLコレステロールを上げることなどを根拠に上げ説明した。

 また、アルコールは胃で2割、小腸で8割が吸収されるため、

「空腹で強い酒を飲むと胃や肝臓を痛める」と忠告。

「適量飲酒で、よいコミュニケーションをつくりましょう」と呼びかけた。

 このほか「日本酒と食文化の変遷」や酒税をテーマにした講演もあった。

市内の「李白酒造」と「米田酒造」の酒蔵見学も行われ、

参加した松江市内のバイオリニスト今岡康代さん(61)は

「もっと日本酒を楽しめそう」と満足そうだった。

 日本酒離れが指摘される中でもっと親しみを持ってもらおうと、

同組合は今後も同様のセミナーを続けるという。
  

  

  

日本酒の公開セミナーと酒蔵見学会

出来たての新酒を試飲する参加者

日本酒の公開セミナーと酒蔵見学会

  

  

平成22年3月28日(日)山陰中央新報新聞転載記事