温泉津のグループ幻の酒米刈り取り

2004年9月15日(水)
温泉津のグループ幻の酒米刈り取り

 幻の酒米「亀の尾」を育て、酒造りを通じた交流に取り組む温泉津町の町おこしグループ「酒仙蔵人・五郎之会」の会員は11日、同町井田の水田で稲刈りをした。県内や広島、東京からも参加し、自分たちが田植えした酒米を刈り取り、新酒の出来上がりを心待ちにした。
 酒造りで交流するグループは県内でも増えており、同会は7年前から取り組む "元祖"。今年は猛暑で雨が少なく、作柄が心配されたが、実りは平年並み。しかし、同酒米は丈が高いため、相次ぐ台風で倒れてしまった。
 同会世話人や会員40人がかまを持ち、根に近いところから丁寧に刈り取った。県外からの参加者や小学生はお年寄りの指導を受け、泥まみれになって作業した。
 酒米は乾燥させ、来年1月から町内の造り酒屋で寒仕込みに入る。3月には会員限定の吟醸酒「亀五郎」を蔵出しする。
 広島から参加した公務員木下宏さん(57)は「お酒が好きで、特に亀の尾の酒はおいしい。飲むだけでなく、田植え、稲刈りなど造る側の苦労を知るいい経験になります」と話した。
                             

-平成16年9月12日(日)山陰中央新報転載記事-

若林酒造有限会社

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